IQテストの公式はどこで受けられる?無料で測れる方法と費用を解説

IQテストの公式はどこで受けられる? 無料で測れる方法と費用を解説

公式のIQテストはどこで受けられるのか」「無料で測れるのか」と気になる人は少なくありません。ただ、「公式」という言葉のイメージと実際の検査には、意外なギャップがあります。

この記事では、公式に近いIQテストを受けられる場所、費用や無料で受けられるケース、ネット上の「公式・無料IQテスト」の見極め方まで解説します。

目次

「公式のIQテスト」とは何か

「公式のIQテスト」とは何か

「公式のIQテスト」という言葉には、はっきりした定義がありません。日本では、国や特定の学会が「これだけが公式」と認定したIQテストが存在しないからです。

実際には、「公式」という言葉が2つの意味で使い分けられています。

「公式」が指す2つの意味

  • 医療や教育の現場で正式に使われる、標準化された知能検査(WAIS・田中ビネーなど)
  • オンラインテストが名乗る「【公式】」表記(そのサイト独自の正規版という意味)

前者は、心理学的な手続きに沿って作られた標準化された知能検査を指します。後者は、サイトが自社サービスを示すための表記であり、国や学会が認定したものではありません

つまり「公式IQテスト」を探すときは、どちらの意味で使われているかを区別することが大切になります。

公式のIQテストはどこで受けられるか

公式のIQテストはどこで受けられるか

正式な知能検査は、主に医療機関や公的な相談機関、民間の心理士のもとで受けられます。目的に合わせて受検先を選ぶのがポイントです。

代表的な受検先を整理すると、次のとおりです。

受けられる場所特徴こんな人向け
医療機関(精神科・心療内科・発達外来)医師が必要と判断すれば保険適用になる場合がある困りごとがあり、診断や支援につなげたい
公的機関(発達障害者支援センター・児童相談所など)無料〜低額で相談・検査を受けられる場合があるまず相談したい・子どもの発達が気になる
民間のカウンセリングルーム(臨床心理士)予約しやすいが基本は自費自分の意思で詳しく知能を測りたい

注意したいのは、すべての病院が知能検査を実施しているわけではないという点です。受診の前に、検査を行っているかどうかを電話などで確認しておくと安心でしょう。

正式に使われる主なIQテストの種類

正式に使われる主なIQテストの種類

日本で正式に使われる知能検査の代表は、ウェクスラー式田中ビネー知能検査です。高いIQを客観的に示したい場合は、メンサの入会テストも知られています。

ウェクスラー式(世界で広く使われているIQ検査の規格)は、年齢によって名称が分かれます。主な検査をまとめると次のとおりです。

検査名対象特徴
WAIS(ウェイス)16歳以上の成人大人の知能検査として最も広く使われる
WISC(ウィスク)5〜16歳の子ども児童向けの代表的な知能検査
田中ビネー知能検査幼児〜成人日本で長く使われてきた伝統的な検査
メンサの入会テスト主に成人上位2%(標準的な規格でIQ130相当)が入会基準

これらの検査では、結果が平均100・標準偏差15を基準に示されます。IQ100が平均で、そこからどれだけ離れているかで位置がわかる仕組みです。

IQの数値が全体のどのあたりにあたるのかは、別記事でくわしく解説しています。

関連記事IQの平均はどのくらい?日本・世界・年齢別で解説

なお、メンサは世界的な高IQ団体で、入会には所定のテストで上位2%に入る必要があります。詳細はメンサ・インターナショナル公式サイトで確認できます。年齢や目的によって、受けるべき検査は変わります

公式のIQテストは無料で受けられるか

公式のIQテストは無料で受けられるか

正式な知能検査は、原則として有料です。ただし受け方によっては、費用を抑えられたり、無料に近い形で受けられたりする場合もあります。

費用の目安

  • 保険適用の場合:自己負担はおおむね2,000〜3,000円程度
  • 全額自費の場合:5,000〜20,000円程度が相場
  • 公的機関の相談:無料〜低額で受けられることがある

医師が「検査が必要」と判断した場合は、健康保険が適用され、自己負担が小さくなります。本人の希望だけで受ける場合は、自費になるのが一般的です。

子どもの発達が気になるときは、自治体の発達相談や発達障害者支援センターで、無料の相談やスクリーニングを利用できることもあります。気になる症状がある場合は、自己判断せず専門医や専門機関に相談することがすすめられます。

ネットの「公式・無料IQテスト」の実態と見極め方

ネットの「公式・無料IQテスト」の実態と見極め方

ネット上には「【公式】無料IQテスト」をうたうサイトが数多くあります。ただし、ここでの「公式」は運営サイト独自の正規版という意味であり、国や学会が認定したものではありません。

オンラインのIQテストは、無料で手軽に受けられる点が大きな利点です。一方で、医療機関の知能検査とは目的も精度も異なります。両者を整理すると次のとおりです。

目的受けるもの場所費用の目安
正確に測り、診断や支援につなげたいWAIS・WISCなどの知能検査医療機関・専門機関保険2,000円〜/自費5,000〜20,000円
高いIQを客観的に示したいメンサの入会テストメンサ主催の会場受験料あり
手軽に無料で目安を知りたいオンラインのIQテストネット(当サイトなど)無料

ネットの「公式」表記を見極めるポイント

  • 運営者や監修者がはっきり示されているか
  • 採点の根拠(平均100・標準偏差15など)が説明されているか
  • 「認定書」が国や学会の資格ではなく、サイト独自の発行物でないか

こうしたネットのIQテストは、自分のIQの目安を手軽に把握する参考値として活用するのに向いています。本格的に測りたくなったら、医療機関の知能検査を検討するとよいでしょう。

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IQテストの公式に関するよくある質問

IQテストの公式に関するよくある質問
病院のIQテストは誰でも受けられますか?

受けられますが、多くは医師の判断が前提になります。困りごとがあって受診し、必要と判断されると検査につながる流れが一般的です。

検査を実施していない医療機関もあるため、事前の確認をおすすめします。

検査の結果はどのくらいで出ますか?

検査の種類や医療機関によって異なりますが、後日あらためて結果を説明されることが多いです。その場で数値だけを渡される検査ばかりではありません。

ネットの無料IQテストは意味がないのですか?

意味がないわけではありません。手軽に目安を知るには十分役立ちます。

ただし、医療機関の知能検査のような正式な結果とは性質が異なります。参考値として捉えるのが適切です。

子どもの公式なIQテストはどこで受けられますか?

子どもの場合は、WISCという児童向けの知能検査が代表的です。小児科や発達外来、児童相談所などで相談できます。

手軽に目安を知りたいときは、子ども向けのオンラインのIQテストもあります。

まとめ

「公式のIQテスト」という言葉に、国が認定した唯一の正解はありません。正式な知能検査はWAISや田中ビネーなどで、医療機関や専門機関で受けられます。

費用は保険適用でおおむね2,000〜3,000円、自費なら5,000〜20,000円程度が目安です。手軽に無料で目安を知りたいなら、オンラインのIQテストが向いています。

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参考

メンサ・インターナショナル公式サイト(https://www.mensa.org/)/費用は受検先により異なるため、記載の金額は目安です。

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